「ライオンとペリカンの会」

「ライオンとペリカンの会」について
 

 ライオンとペリカンの会は、もともと、文芸評論家・竹田青嗣さん(当時・明治学院大学教授、現・早稲田大学教授)の話を直接、卓話や講演形式で聴きたいという希望をもつ読者数人が集まって福岡で始めた会です。
 幸い竹田さんから快諾をいただき、まず、1990年8月から隔月1回で1年間(計6回)、「欲望とエロス?超越論的思想・哲学の可能性」という統一講演テーマのもと、竹田さんからお話を伺いました。
 6回終了後、これで止めるのは惜しいという意見が竹田さんとも一致し、以後は年2回、竹田さんと同世代の文芸評論家・加藤典洋さん、同じく小浜逸郎さん、社会学者・橋爪大三郎さんに、竹田さんと一緒に、もしくは単独でお出でいただき、いろいろなお話を伺ってきました。
 いわば「私的」な動機で始めた集まりでしたので、最初は会名もなく、7回目に加藤さんに来ていただく際、会名がないのは不便だということでようやく付けたような次第です。
 評論・思想・哲学の分野でのこのような定期的な催しは福岡ではあまり例がなく、きっと同じような思いを持つ人がいるのではないかということで、当初から一般募集をし、平均して二十数人、多い時で40人程の参加をいただいてきました。
 回を重ねるごとに、竹田さんとはもちろんのこと、参加者同士の対話も深まっていく手応えがあり、イベントとしてやって来たつもりもカルチャー・センターのようなつもりもなかったのですが、継続することが大事だという思いは次第に共有のものとなってきています。
  *
 また、もう少し短期・定期的に集まってみんなでさまざまな論議をしたいということで、1994年からは別個に読書会(隔月開催)を始め、2009年2月現在で90回目を迎えるまでになりました。参加者は毎回10人前後、遠くは長崎県・島原や大分市、鹿児島県からやって来る熱心な参加者がいます。
  *
 講演会は2004年以降、行っていません。また、哲学講読会も2003年以降は休講としています。
  *
 なお、別ブログの掲示板で読書会の案内などを行っています。
 「ライオンとペリカンの会」に関するお問い合わせは、下記事務局へお願いします。


ライオンとペリカンの会・事務局
 図書出版 花乱社:別府
 TEL092(781)7550[10:00~18:00] FAX092(781)7555[終日/自動受信]



≫HOME | ≫講演会・哲学勉強会テーマ一覧 | ≫読書会  |