花乱社

観る人すべてを暖かい気持ちにする豊かな色彩と世界。ダウン症の画家によるアクリル画、水彩画、切り絵などを集めた、陽だまりのような作品集です。
障害とともに生きる人たちの創作活動とその可能性を伝えるアート・シリーズ。

〜赤ちゃんの手をにぎるとふわふわとしていて，私の手もふわふわとしているので，タイトルを「ふわふわ」にしました。みなさんの心もふわふわにしたいです。〜 Miho　

【収録】松澤佐和子「絵を描く日々によりそって」（画家／コミュニケーション・アート主宰／松澤造形教室主宰）　井上さちよ「美穂─"ダウン症の女の子"との出会いから」

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【著者紹介】 井上美穂（いのうえ・みほ）

1986年生まれ。生後20日でダウン症と診断される。幼稚園の頃より絵を描くことに興味を持ち始め，松澤造形教室に通い始める。2002年，第１回個展。2004年，太田宏介・井上美穂ジョイント展。切り絵「夕方のうさぎ」が日本きりえ協会展に入選。2006年，第２回個展。2007年，第７回エコメッセージ&デザイン・コンペにて特賞（最高賞）を受賞。作品がＴシャツになり，国内外に流通。大野城市文化連盟会員，大野城市美術協会会員。福岡県春日市在住。

＊画上左より「鳥とひまわり」2006,「しあわせの鳥」2004, 下「トルコききょう」2005, 切り絵「DA PUMP」2006, 著者・井上美穂さん（松澤佐和子撮影）