『九州文学 590号:2026年春号』九州文学同人会編・発行
■本体1000円+税/A5判/248ぺージ/並製
■ISBN978-4-911429-21-1 C9095
■2026.3刊
■九州文学HP https://kyushu-bungaku.com/
火野葦平や劉寒吉らを輩出し、80年の伝統を持つ九州発信の文芸誌『九州文学』590号。
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九州文學は1938年(昭和13年)、福岡県を中心に活動する火野葦平、劉寒吉、岩下俊作、原田種夫らによって創刊。以来、昭和・平成・令和と継承されていき、詩、俳句、小説と多くの作家が切磋琢磨して、創り上げてきました。伝統を守りつつ、今後も豊かな言語芸術を志して参ります。
目次
【巻頭詩】
街はハラスメント[麻田春太]
【詩】
白い発泡スチロールの弁当箱のはなし[松野弘子]
夏の日[林 恭子]
空 白[本田雅子]
樹[麻田春太]
くらい森 かたわれともうかたわれの[梶原佑心]
【俳句】
迎春花[麻田春庵]
花の音[中園 倫]
【随想】
科学エッセイ 時間の網[屋代彰子]
人生最後の「笑顔」[白水百合子]
時を巻き戻す記憶の昭和[中園 倫]
【小説】
朝霧の晴れるとき[上村信広]
植物教団(一)[森田高志]
極楽坂の鬼(U)縁[野見山悠紀彦]
佐土原物語[塚元秀樹]
玉虫色のポイントカード[緑川ひろみ]
上野クンが田舎暮らしを始めましたとさ ─4─[内田ゆうこ]
小説 日本誕生 [徐福編][関屋弘治]
編集委員会便り
588号・589号への時評・季評抜粋
編集後記 他
巻頭詩
【巻頭詩】街はハラスメント[麻田春太]
右を向いても ハラスメント
左を向いても ハラスメント
上を向いても ハラスメント
下を向いても ハラスメント
前を向いても ハラスメント
後を向いても ハラスメント
メントールはミントの俺
ミントを食べても寛容であれと
老いては子に従えと
羊羹食べて寛容になれるか
馬鹿
ホットケと仏になる
九州文学同人会
『九州文学』は,1938年,福岡県を中心に活動する火野葦平,劉寒吉,岩下俊作,原田種夫らによって創刊。火野葦平は「糞尿譚」によって第6回の芥川賞を得,岩下俊作が『九州文学』に掲載した「富島松五郎伝」は度々映画化された「無法松」の原作である。その他多数の同人が芥川賞,直木賞の候補に挙げられ,九州を代表する同人誌として『九州文学』の全国的地位を確立させた。なお,邪馬台国論争に民間研究者が発言するきっかけとなった『まぼろしの邪馬台国』(宮崎康平)も『九州文学』に掲載されたものである。現在でも同人は全国各地の文学賞を受賞するなど活躍している。2020年7月より第8期始動,本誌をリニューアルした。
問合せ先 e-meil 2kyubundojinkai@gmaik.com
九州文学HP https://kyushu-bungaku.com/