図書出版

花乱社

『九州文学 592号:2026年秋・冬号』九州文学同人会編・発行

 

■本体1000円+税/A5判/288ぺージ/並製
■ISBN978-4-911429-32-7 C9095
■2026.11刊
■九州文学HP  https://kyushu-bungaku.com/

火野葦平や劉寒吉らを輩出し、80年の伝統を持つ九州発信の文芸誌『九州文学』592号。
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九州文學は1938年(昭和13年)、福岡県を中心に活動する火野葦平、劉寒吉、岩下俊作、原田種夫らによって創刊。以来、昭和・平成・令和と継承されていき、詩、俳句、小説と多くの作家が切磋琢磨して、創り上げてきました。伝統を守りつつ、今後も豊かな言語芸術を志して参ります。





目次

【巻頭詩】
胎 動[梶原佑心]

【詩】
筆を執った[林 恭子]
月は燃えていた[麻田春太]
トットコト[松野弘子]
大濠のハス[石�武^由美]
そばにいて[本田雅子]
愛媒花[梶原佑心]

【俳句】
鰯雲愛す[麻田春庵]
昃れば昏冥[麻田春庵]
胸三寸の怨み節[中園 倫]
はぐれ咳[中園 倫]

【短歌】
日々のうつろひ 春から夏[梶 正史]

【随想】
科学エッセイ 噛むヒト[屋代彰子]
つくつく法師[吉川酔月]
河村哲夫師匠のこと[白水百合子]
万歳三唱!![中園 倫]

【小説】
風の谷から花の園へ[緑川ひろみ]
今日の跫音[由比和子]
エコサイド[吉田秀夫]
鉄砲放浪記[前編][塚元秀樹]
極楽坂の鬼 (四)生人形[野見山悠紀彦]
喰らう[後編][坂本雨季]
植物教団 (三)[森田高志]
僕の名は、ユーリ 贋作「吾輩は猫である」[吉川酔月]
上野クンが田舎暮らしを始めましたとさ ─最終回─[内田ゆうこ]

【コラム】
励ましてくれる格言 その一 45/その二

編集委員会便り
588号・590号・591号への時評・季評抜粋
編集後記 他



巻頭詩

  胎 動 [梶原佑心]

まく
。
忝くとも
夕色の紐は&のかたちのままにふたりばかりを結びつけ
」ありがとう「
」おめでとう「
ひらかれたその家家の奥
十二分に満たされがちでそれゆえ外さえ 外さえ 雪
挨拶のかわされなかったひなたぼっこの通りでは 挨拶を
帰ったときの
過呼吸の
くち果てようとも誓える朝の挨拶を
掌



九州文学同人会

『九州文学』は,1938年,福岡県を中心に活動する火野葦平,劉寒吉,岩下俊作,原田種夫らによって創刊。火野葦平は「糞尿譚」によって第6回の芥川賞を得,岩下俊作が『九州文学』に掲載した「富島松五郎伝」は度々映画化された「無法松」の原作である。その他多数の同人が芥川賞,直木賞の候補に挙げられ,九州を代表する同人誌として『九州文学』の全国的地位を確立させた。なお,邪馬台国論争に民間研究者が発言するきっかけとなった『まぼろしの邪馬台国』(宮崎康平)も『九州文学』に掲載されたものである。現在でも同人は全国各地の文学賞を受賞するなど活躍している。2020年7月より第8期始動,本誌をリニューアルした。2026年,第3回全国同人雑誌賞・大賞受賞。

問合せ先 e-meil 2kyubundojinkai@gmaik.com

九州文学HP  https://kyushu-bungaku.com/