図書出版

花乱社

『福岡地方史研究 第51号』福岡地方史研究会編・発行

 

■本体1500円+税/A5判/194頁/並製
■ISBN978-4-905327-27-1 C0021

【特集=黒田家と福岡・博多】
トピックで読む黒田官兵衛(石瀧豊美)
播州山崎の城主宇野祐清とその遺児山崎茂右衛門(近藤典二)
黒田如水・長政と寺院 〜真宗徳栄寺開基光心の由緒を中心に〜(鷺山智英)
福岡荒戸山東照宮についての一考察
 〜福岡藩における東照大権現(徳川家康)信仰〜(守友 隆)
[史料紹介]黒田長政をもてなしたご馳走
 〜「臼井家文書」慶長十五年戌極月十五日献立目録〜(竹川克幸)
【論文】
黒田長溥の「功罪」と明治維新(力武豊隆)
【講演・インタビュー】
地方史遍歴 〜民俗と郷土研究と〜(佐々木哲哉)
激動の時代を生きて 〜シベリア抑留・共産党そして貸本業〜(山部英達)
【研究ノート】
弥生時代の石材産出地と石器製作遺跡の関係
 〜笠置山と立岩間の距離から見えてくるもの〜(福島日出海)
面影の茶壺 〜『福岡藩 吉田家伝録』に省かれた部分〜(寺崎幹洋)
茶書『南方録』で知られる立花実山の屋敷跡(松岡博和)
月形洗蔵宛て望東尼書状に関する一考察 〜その真偽をめぐって〜(谷川佳枝子)
【歴史随想】山家宿異聞・西部軍司令部壕(筑紫野市宮地岳)(師岡司加幸)
【史料紹介】菊竹六鼓の就職斡旋依頼 明治三十六年十一月八日 野田卯太郎宛書簡(草野真樹)
【歴史発信】地域の歴史を再発見する小さな展覧会(有田和樹)
 古文書入門講座 その四 幕末期福岡藩での金属供出(鷺山智英)
 第6回金印シンポジウムin 志賀島報告(古賀偉郎)
 書籍紹介『薩摩塔の時空』(竹川克幸)
 雑誌探索7 二つの『博多春秋』(首藤卓茂)
 短信往来(植田謙一、牛嶋英俊、朱雀信城、宮地英敏、山下龍一 )

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【著者紹介】 福岡地方史研究会

福岡地方史研究会は、1962年の発足以来50年の歴史を持つ。研究テーマは地方史に限らず広く文化史・社会史・民俗学に及び、対象となる時代も原始・古代・中世・近世・近現代と各時代の研究者が所属。『福岡藩朝鮮通信使記録』が2001年2月福岡県文化賞を受賞。月1回定例研究会開催、年1冊会報(本誌)を発行する。
*福岡県立図書館の研修室で毎月1回の定例研究会(卓話発表)を開いています。学界と在野の交流によって,また会員相互の研鑽によって地方史研究の発展・深化を図ることを目的としています。どなたでもご参加いただけます。地方史研究に興味を持ち、研究を進める上で指針を得たい、史料の所在について情報を得たいという方、定例研究会その他に参加して継続して話を聞きたい方は、どなたでもふるってご参加ください。問合せは花乱社まで(092-781-755)

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