『福岡地方史研究 第52号』福岡地方史研究会編・発行
■本体1300円+税/A5判/144頁/並製
■ISBN978-4-905327-39-4 C0021
【特集=黒田家と福岡・博多2】
官兵衛がつくった博多、長政がつくった福岡(石瀧豊美)
黒田家と福岡の神社(安藤政明)
「世俗禁忌」について(寺崎幹洋)
福岡光明寺了空の平戸への移転について〜黒田長政との意外な関係(鷺山智英)
幻の怡土郡“井原藩”(有田和樹)
鎮西宇都宮(城井)氏の滅亡〜軍師官兵衛の本質(師岡司加幸)
[史料紹介]「豊後石垣原軍略記」
〜〈九州の関ケ原〉黒田如水と大友義統の合戦を記した軍記(守友 隆)
高取焼創業の謎(副島邦弘)
【研究ノート】
江戸で茶道南坊流を広めた旗本・安藤次右衛門定房(松岡博和)
【聞き書き】
激動の時代を生きて〜続 共産党一九五〇年代活動を中心に(山部英達)
【研究余滴】博多津と今井津の祗園祭り(佐々木哲哉)
【歴史案内】ロマンと歴史の謎・相島(今村公亮)
【歴史散歩】相島訪問記(松本正子)
第7回金印シンポジウムin 志賀島報告(古賀偉郎)
古文書入門講座 その五 村継、旅人結縁について(鷺山智英)
書籍紹介 「官兵衛」と地域史・地域学『姫路が生んだ戦国の智将 黒田官兵衛』(竹川克幸)
短信往来(浦辺 登、朱雀信城、師岡司加幸、松尾允之、山下龍一)
◎バックナンバーも取り扱っております。お問い合わせください。
【著者紹介】 福岡地方史研究会
福岡地方史研究会は、1962年の発足以来50年の歴史を持つ。研究テーマは地方史に限らず広く文化史・社会史・民俗学に及び、対象となる時代も原始・古代・中世・近世・近現代と各時代の研究者が所属。『福岡藩朝鮮通信使記録』が2001年2月福岡県文化賞を受賞。月1回定例研究会開催、年1冊会報(本誌)を発行する。
*福岡県立図書館の研修室で毎月1回の定例研究会(卓話発表)を開いています。学界と在野の交流によって,また会員相互の研鑽によって地方史研究の発展・深化を図ることを目的としています。どなたでもご参加いただけます。地方史研究に興味を持ち、研究を進める上で指針を得たい、史料の所在について情報を得たいという方、定例研究会その他に参加して継続して話を聞きたい方は、どなたでもふるってご参加ください。問合せは花乱社まで(092-781-755)