図書出版

花乱社

『拝啓文部科学大臣殿 がんばろう、日本の教育 〜震災復興と子どもたちの未来のために〜』
 桃井正彦著

 

■本体1500円+税/四六判/216頁/並製
■ISBN978-4-905327-11-0 C0037
■各紙で紹介されました。
「読売新聞」11.22「教師、家庭あるべき姿提案」/「朝日新聞」京築版 11.16「震災後教育の役割は、復興へ43のメッセージ」/ 瓢鰻亭ひまわり発行「ひまわりばたけ」171号「田舎日記34」/「西日本新聞」読書欄12.4、教育11.29/「毎日新聞」北九州版 11.28/「読売新聞」11.22/「朝日新聞」京築版 11.16

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現場教師から 今伝えたい43の切実なメッセージ

教育とは、子どもたちに社会を生き抜く力を蓄えさせること。
不便さから学び、困難に耐える強い心を培う教育の復興こそ、真に日本が復興する鍵。

閉塞する現代教育の課題と向かうべき方向を示す。
教師たち、家庭、地域、少しずつ変わっていこう!
「がんばろう、大震災からの復興」
「がんばろう、日本の教育」
「がんばろう、教師たち」
「がんばろう、家庭、そして地域社会」

 ●鞄の重さで学ぶ! 行き過ぎのデジタル化は教育を滅ぼす
 ●暑さ寒さで培う気力と体力 錦陵魂
 ●耐えている時は、成長している時
 ●若者のモラル、勤労意欲の低下、今こそ道徳教育を大切に
 ●訴訟に備えて保険に入る 教師の現実
 ●“ダメ教師”をなくせるのか? 教員免許更新制度  ほか


    【第1章より】
     「がんばろう、日本」
     私はこの言葉が大好きです。
     頑張るということは、人間として生きていく上で最も大切なことです。
     しかし最近、頑張ることを嫌い、頑張らないで楽な生活を送ろうとする若者が増えてきました。そうであるならば、教育は頑張ることの意義や素晴らしさを子どもたちに教えていかなければなりません。
     平成二十三(二〇一一)年の夏、甲子園球場で行われた全国高校野球選手権大会の開会式で、「がんばろう、日本」の横断幕を先頭に入場行進が行われました。
     そして「がんばろう、日本」という言葉を、私たちは今、日本中のあちこちで見たり聞いたりします。さらに、この言葉をキャッチフレーズとした若者たちのさまざまな活動は、日本の復興と未来の明るい国づくりの可能性を予感させてくれます。
     流行した言葉は、やがて忘れ去られていくというのが世の常ですが、「がんばろう、日本」という言葉を一過性のものにしてはなりません。未来永劫の言葉とし、日本が飛躍していくための合言葉としていきたいものです。
     ところで、被災地や被災者のため、私たちには何ができるのか。
     義援金やボランティア活動など直接的にできることは限られますが、大切なことは被災者の悲しみや辛さなど、その心情を共有すること。そのためには自身の生活を見つめ直し、日々の平穏な生活に感謝するとともに、当たり前と思っている便利さや豊かさに疑問を持つことも重要です。
     また、自身の欲求のみを追求し、周りが自分に何をしてくれるかを期待するだけでなく、発想を転換し、周りに対して何ができるのか、社会のために何ができるのかを自身に問いかけ、小さなことから実行していくことが大切になってきます。
     東日本大震災という辛く不幸な出来事、日本はこの大震災をどう捉え、どのように復興していくのか。
     混沌とした日本社会の中にあって、私たちは、心を一つにして被災地の復興に向けて頑張らなければなりません。 

     


    【著者紹介】 桃井正彦

    昭和36年,福岡県京都郡犀川町(現みやこ町)に生まれる。昭和58年,行橋市役所の職員となり,主として広報を担当し,県広報功労者表彰(平成4年2月)。また長年,ボランティアとして地域の少年の船活動の指導員として夏休み期間中に沖縄を訪れ,子どもたちの健全育成や平和教育に携わる。平成6年3月,行橋市役所を退職,4月から福岡県の高等学校教諭となり,福岡県立小倉東高等学校に赴任。生徒会の顧問として神戸の仮設住宅との交流にも関わる。平成15年から母校でもある福岡県立豊津高等学校(校名変更により現在は育徳館高等学校)に勤務し,教科は公民科を担当。また中高一貫教育校のため,育徳館中学校の社会科も担当する。行橋市在住。 著書に『市役所中退』(1994年),共著に『京築文化考3』(1993年),『京築を歩く』(2005年,いずれも海鳥社)がある。これまで各紙地方版などに60をこえるエッセイやコラムを執筆。

     

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