お知らせ
【各紙に紹介されました】 ◎事務所移転のお知らせ(2018.8.27~) |
新刊情報
新着!!『田舎日記、これにて:付・追悼文集』光畑浩治著
(A5判変型/並製本/266ぺージ/本体1800円+税)
四季の移ろいの中で、京都(みやこ)の地に暮らし見つけた
ふるさとの貴重な宝物の数々。
忘れてはならないヒト、隠れた大切なモノ、
守っていきたいコトを綴り、伝えつづけた。
「すげえなぁ。おもしろいやねえか」
郷土を愛し、本を愛した光畑浩治氏の最後の「田舎日記」。
シリーズ全7冊目、筆すさび千字文、総計一三六八話にて、完結。
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新着!!『源重郎世事手控』野見山悠紀彦著
(四六判/並製本/352ぺージ/本体2000円+税)
「なぜ金は、俺のそばを擦り抜けるのか」
江戸北町同心・山根源重郎。この男、剣の達人でもなければ捕物名人でもない。
それどころか多額の礼金や袖の下を平然と受け取る。だからといって酒や女に溺れるわけでもない。
そんな男が有象無象の世間の中で、なぜ生き残ってこられたのか……。
風に吹かれる柳のように、源重郎の気持ちはいつも揺れ動いている。
江戸下町に生きる人々の人間模様。
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新着!!『昔日の岩下壮一・吉満義彦・遠藤周作:聖フィリッポ寮の日誌を読む』
沼倉延幸編著
(A5判/並製本/170ぺージ/本体1800円+税)
【岩下壮一司祭叙階100年・哲学者吉満義彦没後80年・作家遠藤周作受洗90年記念刊行】
カトリック司祭・哲学者の岩下壮一神父が1934年に創設した学生寮「聖フィリッポ寮」(白鳩寮)。愛弟子の哲学者吉満義彦が舎監を務め,ここで寮生として吉満の薫陶を受けた遠藤周作は文学を志す道が開かれた。この3人をはじめ寮生と上智大学の教授らの動静や取り巻く情勢を,吉満らが日誌等に簡要に書き留めていた。これらのアーカイブズの翻刻と解説を,初めて刊行する。
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新着!!『関門北九州の戦争と平和:
米国戦略爆撃調査団資料の分析[下関市・小倉市・福岡県京都郡]』梶原康久著
(A5判/並製本/324ぺージ/本体2500円+税)
「肉声で伝える戦時下の市民生活」
1945年終戦直後に米国は,空爆の効果と戦争能力を調べるため,日本全国60地点に戦略爆撃調査団を派遣,無作為抽出した日本人への聞き取り調査を行った。本書は,その報告書に記録された下関市・小倉市・福岡県京都郡の3地域計178名の聞き取りに基づき,「銃後」を生きた人々にとっての「戦争と平和」を検証する。軍都・小倉市の建物疎開,火野葦平の尋問記録にも触れる。
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『“新聞のおばさん”と呼ばれた 高崎節子の闘い:児童・女性の人権保護に尽くした半生』
水口一志著
(A5判/並製本/160ぺージ/本体1800円+税)
「陽の当らぬ子供たち,小さな力のない者は訴えることさえできない,その味方になるんだ」
高崎節子(1910-73)は,若き日々,植民地統治下の朝鮮や福岡で教鞭を執るかたわら小説「支那との境」他を発表。戦後,労働省婦人少年局に勤め,新聞配達少年や働く女性たちに目を向け,労働環境の改善に奔走する。著書『混血児』『人身売買』は社会を大きく揺るがし,それらの軌跡は男女雇用機会均等法・男女共同参画基本法へとつながった──。半生を資料をもとに辿る。
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『九州文学 588号:2025年夏号』
九州文学同人会編・発行
(A5判/並製本/256ぺージ/本体1000円+税)
火野葦平や劉寒吉らを輩出し,80年の伝統を持つ九州発信の文芸誌『九州文学』588号。
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九州文學は1938年(昭和13年),福岡県を中心に活動する火野葦平,劉寒吉,岩下俊作,原田種夫らによって創刊。以来,昭和・平成・令和と継承されていき,詩,俳句,小説と多くの作家が切磋琢磨して,創り上げてきました。伝統を守りつつ,今後も豊かな言語芸術を志して参ります。
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『幕末・維新期 筑前今津璞(あらたま)干拓の世界【附・柑子岳城編年史料】』
木下壽一著
(A5判変型/並製/208ぺージ/本体2500円+税)
福岡市西区今津は、安政6年(1859)瑞梅寺川河口の干潟に長さ六百間余の潮留堤防が築造され現在の地形となった。明治2年(1869)福岡藩が柳瀬(志摩野)司を新開奉行とし、未開発のまま放置されていたこの地の耕地整理を再開するが、明治3年、僅か数カ月の間に四百余の犠牲者を出す大惨事が起こる─。
忘れられた今津干拓の歴史を、史料をもとに丹念に辿る。
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『古代の敗戦国日本:大敗戦が招いた支配と干渉・隠された真実をえぐる』
吉留路樹著/東アジア研究会発行
(A5判/並製/180ぺージ/本体2000円+税)
【歴史作家・吉留路樹の幻の遺稿,30年を経て刊行!】
大敗戦後,この国はどうなったか──
最古の正史『日本書紀』は,対唐戦を「白村江の戦い」という一局地の戦闘として叙述することで,戦争そのものの真相を隠蔽し,その後に訪れた唐化政治の実体を闇に葬る一方,文脈中に旧倭国の存在を潜ませて,真実を模索する手掛かりを後世に残した──。
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『[詩畫集]寫我的父親 述説一個患失智症老人的故事』
詩文/繪圖 龍秀美 譯 石其琳
(A5判/小口折り並製本/64ぺージ/本体1500円+税)
*本書は『詩画集 とうさんがアルツハイマーになった』(2022年)の中文改定版です。
「父親患了失智症,但卻因此喚醒了他對台灣的記憶。」
我父親出生於台灣台中豐原,初中時曾留學日本,因日本戰敗及隨後台灣局勢的複雜,使他失去了回國的機會,最終留在了日本。他九十多年來一直深懷著的對祖國思念的人生,也就在父親被診斷出患有阿茲海默失智症中結束了。在患病的這段時間,他對台灣的童年記憶,極爲鮮明,許多印象意外地歴歴在目。於是我就把這些可貴的記憶和懷念之情,用詩歌和圖畫表達出來,創作了父親因失智症而復蘇的台灣懷舊集的詩畫作品,也是父親和我一起走過十年的記憶。
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『九州文学 587号:2025年春号』
九州文学同人会編・発行
(A5判/並製本/288ぺージ/本体1000円+税)
火野葦平や劉寒吉らを輩出し,80年の伝統を持つ九州発信の文芸誌『九州文学』587号。
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九州文學は1938年(昭和13年),福岡県を中心に活動する火野葦平,劉寒吉,岩下俊作,原田種夫らによって創刊。以来,昭和・平成・令和と継承されていき,詩,俳句,小説と多くの作家が切磋琢磨して,創り上げてきました。伝統を守りつつ,今後も豊かな言語芸術を志して参ります。
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短編ドキュメンタリー「一〇八の魂」
~『田舎日記・一文一筆』において,108種類の異なる筆で書き上げた書家・棚田看山氏を追う~
監督・撮影・編集=橘剛史氏 出演=棚田看山,光畑浩治 「YouTubeに『一〇八の魂』」
→本の詳細はちらこへ。